皆さん、こんにちは、こんばんは、おはようございます。自宅を警備する人がiPhoneの豆知識を紹介します。

三浦

なんでブックで共有できないの?前はできた気がするんだけど…

実はiCloudの設定やファイルの種類によって、共有できないことがあるんですよね。
気づかないと、共有したいときにうまくいかずイライラするかもしれません。
そこで今回はiPhone ブック 共有トラブルの原因と解決方法について紹介します!

この記事で分かること!

  • よくある共有できない原因
  • iCloudとブックの連携確認
  • 確実に共有するための手順

iPhoneブックが共有できない理由とは

ブックアプリでPDFや電子書籍を他の人やデバイスと共有しようとしたとき、「共有できない」「ボタンが表示されない」と困った経験はありませんか?

この原因の多くは、設定やファイルの種類にあります。

・iCloud設定がオフになっている
・共有できないファイル形式を使っている
・アプリやOSの不具合で操作できない

ひとつずつ確認すれば、ほとんどの問題はすぐに解決できます。まずは、共有できないときによくある3つの原因から見ていきましょう。

iCloudが無効になっている

ブックアプリのファイル共有は、iCloudとの連携が基本になります。iCloudがオフになっていると、他のデバイスと情報が同期されません。

・設定アプリを開く
・「Apple ID」→「iCloud」→「ブック」を確認
・スイッチがオフならオンに切り替える

たとえば、iPhoneで追加したPDFがiPadで見られない場合。iCloudがオフになっていると、データが他の端末に反映されないままになります。まずはiCloudのブック設定を確認してみましょう。

ファイルの種類が対応外

共有しようとしているファイルが、ブックアプリで共有できない形式の可能性もあります。特に、著作権保護がかかった電子書籍は注意が必要です。

・Apple Booksで購入した電子書籍(EPUB)は共有不可
・自分で取り込んだPDFは基本的に共有可能
・ファイル形式が不明な場合は「ファイル」アプリで確認

たとえば、購入した小説を友人に送ろうとしても、著作権の関係で共有できません。一方、ネットでダウンロードしたPDF資料は、問題なく送信できます。

ファイルの種類によって対応が違うので、確認が必要です。

アプリやOSの不具合

まれに、アプリやOSの不具合によって、共有ボタンが出ないこともあります。特に、アップデート後に不具合が出ることがあります。

・iPhoneを再起動してみる
・App Storeで「ブック」アプリの更新を確認
・iOSの最新版をインストールする

たとえば、共有メニューが表示されないとき。一度アプリを閉じて再起動すれば、正常に機能するようになることがあります

更新がある場合は、アップデートを優先して行いましょう。次は、共有トラブルを防ぐために確認しておきたいiCloud設定について詳しく紹介します。

共有トラブルを防ぐiCloudの設定確認

iCloudの設定を正しくしておくことで、ブックアプリの共有トラブルを未然に防ぐことができます。同期や共有がうまくいかないときは、まずこの設定を確認してみましょう。

・iCloudをオンにする手順
・ブックアプリの同期設定を確認
・容量不足による共有失敗にも注意

それぞれの設定項目を順番に見ていきましょう。

iCloudをオンにする手順

iCloudがオフになっていると、ブックアプリのデータがクラウドに保存されません。他のデバイスとの共有もできなくなります。

・「設定」アプリを開く
・画面上部の「Apple ID(名前)」をタップ
・「iCloud」→「ブック」をオンにする

たとえば、新しくiPhoneを買い替えた場合。iCloudがオンになっていれば、以前の本やPDFも自動で引き継がれます。デバイスを変えてもスムーズに読書を続けるために、まずはiCloudをオンにしましょう。

ブックアプリの同期設定を確認

iCloudがオンでも、ブックアプリ自体の同期がオフだとデータは反映されません。個別に同期設定をチェックする必要があります。

・「設定」→「ブック」アプリを開く
・「iCloud Drive」や「読みかけを同期」をオンにする
・必要なら「モバイルデータ通信」もオンにする

たとえば、読書の続きが他の端末で反映されない場合。この同期設定がオフになっていると、別端末では違うページから始まってしまいます

ブックのデータを常に最新に保つには、この設定も見逃せません。

容量不足が原因か確認する

iCloudの容量がいっぱいになっていると、新しいファイルの保存や同期ができなくなります。共有ができないときは、容量不足もチェックポイントです。

・「設定」→「Apple ID」→「iCloud」をタップ
・「ストレージ管理」で使用状況を確認
・不要なバックアップやファイルを削除する

たとえば、写真や動画が大量に保存されている場合。iCloudの空きがなくなり、ブックの同期に失敗することがあります。共有やバックアップを正常に行うには、十分な空き容量も必要です。

次は、どのファイルが共有可能かを見分けるためのポイントを解説していきます。

iPhoneブックファイルの共有可否を見極める方法

すべてのファイルが共有できるわけではありません。ファイルの種類によって、共有の可否が異なります。

・PDFは基本的に共有可能
・電子書籍は著作権により制限あり
・ダウンロード済ファイルにも注意点がある

それぞれのケースについて詳しく見ていきましょう。

PDFは共有できるか

PDFファイルは、ほとんどの場合、自由に共有できます。ブックアプリで開いたPDFも、共有メニューから他の人に送信できます。

・PDFを開いて、画面右上の「共有」アイコンをタップ
・AirDropやメール、LINEなどの送信先を選ぶ
・相手のデバイスにPDFが送信される

たとえば、仕事の資料や学校の配布プリントなど。PDFとして保存されていれば、ブックから直接AirDropで渡すことも可能です。PDFなら安心して共有できます。

電子書籍の共有制限とは

Apple Booksストアで購入した電子書籍(EPUB形式など)は、著作権保護(DRM)がかかっています。
そのため、ファイルを直接送ったり共有することはできません。

・EPUB形式の購入本は他人に送信できない
・iCloud同期で自分のデバイス間では利用可能
・家族と共有するには「ファミリー共有」を使う

たとえば、小説を読んで感動したから友人に送りたい、という場合。購入本は送れませんが、相手に作品名を伝えて購入してもらうのが基本的な使い方です。

Appleのファミリー共有を使えば、家族間で本の共有が可能になりますよ。

ダウンロード済ファイルの扱い

ダウンロード済みでも、購入した電子書籍は自由に扱えません。ただし、PDFであれば保存後も共有や移動が可能です。

・ブックで開いたPDFはファイルアプリでも確認可能
・ファイルから別アプリへコピーや移動もできる
・電子書籍はダウンロードしても他者には共有不可

たとえば、Webから取得した無料のPDF教材は、何度でも共有・再利用できます。購入した本はあくまで自分専用のものとして管理されている点に注意しましょう。

次は、実際に共有をスムーズに行うための操作ポイントを紹介していきます。

共有をスムーズにするための操作ポイント

共有できるファイルが分かっても、操作方法がわからないと戸惑ってしまいます。ここでは、PDFなどをスムーズに共有するための基本操作をまとめました。

・共有ボタンの正しい使い方
・AirDropでの共有手順
・他アプリを経由する方法も便利

手順に沿って操作すれば、誰でも簡単に共有できます。

共有ボタンの使い方

ブックアプリでファイルを共有するには、「共有」アイコンを使います。このボタンが表示されるのは、共有可能なPDFファイルを開いたときだけです。

・PDFを開いた状態で画面右上の「共有」アイコンをタップ
・共有先アプリ一覧が表示される
・メール、LINE、ファイルアプリなどを選んで送信

たとえば、同僚に資料を送りたいとき。共有メニューからメールを選べば、その場ですぐにファイル添付して送信できます。共有先は毎回選べるので、相手に合わせて使い分けられます。

AirDropで共有する方法

iPhoneやiPadなどApple製品同士なら、AirDropを使えばすばやく共有できます。ファイルの画質や形式を落とさず、瞬時に転送できます。

・共有ボタンから「AirDrop」を選択
・送信先のデバイスをタップ
・受信側で「受け入れる」をタップして保存完了

たとえば、会議前に全員に資料を配布したいとき。AirDropを使えば、数秒でPDFを一斉送信できます
ネット環境がなくても使えるのが大きなメリットです。

別アプリを経由して共有する

ブックアプリから直接共有できない場合は、「ファイル」アプリを経由する方法もあります。PDFはファイルアプリに保存し、そこから別のアプリで送信することができます。

・PDFを長押し →「共有」→「ファイルに保存」を選ぶ
・「ファイル」アプリを開いて対象のPDFを選択
・共有ボタンから他アプリで送信可能

たとえば、LINEで共有したいけどブックから直接は難しいとき。一度ファイルに保存すれば、どのアプリでも送信できるようになります。柔軟に使い分けると、トラブルにも対応しやすくなりますよ。

よくある質問(FAQ)

ブックアプリの共有に関して、操作や設定で困る声は少なくありません。ここでは、よくある5つの質問に答えていきます。

・PDFが共有できないのはなぜ?
・電子書籍は送れない?
・AirDropが表示されないときは?
・ブックのデータが同期されない原因は?
・iCloud設定に問題がある場合の対処法

トラブルに直面したときの参考にしてください。

Q1. ブックアプリでPDFを共有しようとしても送れません

A. 開いているPDFが著作権保護付き、または共有不可のファイル形式かもしれません。

まずは共有ボタンが表示されるか確認してください。表示されない場合は、「ファイル」アプリ経由での共有も試してみましょう。

Q2. 購入した本を家族や友人に送りたいけどできません

A. Apple Booksで購入した電子書籍には著作権保護(DRM)があり、直接の共有はできません。

家族と共有したい場合は、「ファミリー共有」機能を設定することで同じ本を読むことができます。
それ以外の共有はできません。

Q3. AirDropが表示されず共有ができません

A. 受信側のAirDrop設定が「受信しない」になっている可能性があります。

「設定」→「一般」→「AirDrop」で「すべての人」または「連絡先のみ」に変更してください。
BluetoothとWi-Fiがオンになっていることも確認しましょう。

Q4. iPhoneで追加したPDFがiPadに反映されません

A. iCloudの同期設定がオフになっている可能性があります。

「設定」→「Apple ID」→「iCloud」→「ブック」がオンになっているか確認してください。
また、「設定」→「ブック」→「読みかけを同期」もオンにしておく必要があります。

Q5. iCloudの容量がいっぱいだと共有できませんか?

A. はい、iCloudストレージが不足しているとブックの同期や共有に支障が出ることがあります。

「設定」→「iCloud」→「ストレージを管理」で空き容量を確認し、不要なファイルを削除するか、プランをアップグレードしてください。

まとめ iPhoneブックが共有できない?原因と今すぐ試せる対処法

今回は、iPhone ブック 共有できないときの原因と対処法について解説しました!

この記事のポイント!

  • iCloudと同期設定を見直す
  • 共有できるファイルを確認する
  • AirDropや他アプリでの共有法も紹介

ブックアプリで共有できない原因は、iCloud設定の不備やファイル形式の制限にあることが多いです。設定を見直すだけで解決するケースも多く、PDFはAirDropや他アプリを使って共有できました。

三浦

ちょっとした設定ミスだったのが分かってホッとしたね。この記事を参考にして、ブックの共有機能をうまく使いこなしてください!

最後までお読みいただきありがとうございます。