三浦

バッテリー20%で毎回手動切り替え、正直めんどくさい…
そんなあなたにおすすめなのが、iPhoneの低電力モードの自動化です。

この記事では、ショートカットアプリを使って、
残量や時間、場所に応じた“かしこい節電設定”の方法を分かりやすく紹介します。

手間なく節電モードをオンにしたい方、
“使いすぎ”を防ぎながらiPhoneを長持ちさせたい方必見!

この記事でわかること!

  • iPhone低電力モードを自動でオンにする手順
  • ショートカットとオートメーションの使い方
  • バッテリー残量や時間帯ごとの設定例
  • 自動化が動作しない時のよくある原因と対処法
目次
  1. iPhoneの低電力モードは自動でオンにできる?
    1. デフォルトでは自動化されないって本当?
    2. どんなタイミングで自動オンにしたい人が多い?
    3. Appleが用意している機能の限界とは
  2. iPhoneのショートカットアプリで低電力モードを自動化する方法
    1. ショートカットアプリの基本操作を確認
    2. 「オートメーション」から自動設定を作成する手順
    3. バッテリー残量を条件に設定する具体例
  3. こんな時に便利!iPhone低電力モードの自動化活用シーン
    1. バッテリーが20%を切ったら自動オン
    2. 外出中や通勤中など特定の時間帯で自動オン
    3. 自宅ではオフ、外出先ではオンにする設定方法
  4. iPhoneの低電力モードが自動でオンにならない?よくあるミスと対策
    1. オートメーションが動作しない原因はここ
    2. 許可設定・通知設定を見直そう
    3. 手動確認用の通知をつけて安心運用
  5. より効率よくiPhoneの低電力モードを使うための小技と応用設定
    1. オートメーションとショートカットの組み合わせ技
    2. 他の省電力アプリと連携する方法
    3. 知っておきたいiOSアップデート時の挙動変化
  6. iPhone低電力モードの自動化に関してよくある質問
    1. Q1. バッテリー残量による自動化は本当に安全?
    2. Q2. 毎回手動承認が必要?自動化を完全にするコツ
    3. Q3. iOSのバージョンによって設定方法は変わる?
  7. まとめ iPhone低電力モードを自動でオンにする方法と設定手順

iPhoneの低電力モードは自動でオンにできる?

iPhoneの低電力モードは、基本的に手動でオンにする仕組みです。
ですが、ショートカットアプリを使えば、自分で自動化の設定が可能です。

・デフォルトでは自動化されないって本当?
・どんなタイミングで自動オンにしたい人が多い?
・Appleが用意している機能の限界とは

まずは、現状の仕様とよくある誤解から解説します。

デフォルトでは自動化されないって本当?

はい、iPhoneは標準状態では自動的に低電力モードをオンにはしません

ただし、バッテリー残量が20%を切ったときに通知が表示されます。

・通知をタップするとオンにできる
・通知を無視すれば自動でオンにはならない
・ユーザー操作が必要な設計になっている
・設定アプリには自動化項目が用意されていない

たとえば、夜間に充電せずに朝を迎えると、朝の時点で低電力モードがオフのままということが起こります。それを防ぐために、自分で自動化設定を行う必要があります。

どんなタイミングで自動オンにしたい人が多い?

ユーザーの使用シーンを見ると、以下のような場面で自動オンを求める声が多いです。

・バッテリー残量が20〜30%を下回ったとき
・外出中や移動中の電池節約に
・電源にアクセスできない環境にいるとき
・特定の時間帯(朝の通勤、深夜など)

たとえば、通勤ラッシュ時にiPhoneのバッテリーを1%でも長く保ちたい人にとって、自動で切り替わる設定は重宝されます。

操作せずとも自動で切り替われば、バッテリー管理のストレスが大きく減ります。

Appleが用意している機能の限界とは

Appleは、現時点でシステム側からの完全自動切り替えには非対応としています。

ただし、ショートカットアプリとオートメーションを使えば、ユーザーが設定することで擬似的に自動化が可能です。

・「設定」アプリ単体では自動化不可
・純正で完全自動化する機能は未実装
・「ショートカットアプリ」がその代替手段
・iOSのアップデートで制限が変わることもある

Appleの仕様を理解しながら、自分で工夫して自動化するのが現実的な方法です。
次の章からは、その具体的な設定手順を紹介していきます。

iPhoneのショートカットアプリで低電力モードを自動化する方法

iPhoneのショートカットアプリを使えば、バッテリー残量や時間帯を条件にして自動で低電力モードをオンにできます。設定は数分で完了し、毎日の手間がぐっと減ります。

・ショートカットアプリの基本操作を確認
・「オートメーション」から自動設定を作成する手順
・バッテリー残量を条件に設定する具体例

ここでは、手順ごとにくわしく解説します。

ショートカットアプリの基本操作を確認

まずは、ショートカットアプリがiPhoneに入っているか確認しましょう。
入っていない場合は、App Storeから無料でダウンロードできます。

・「ショートカット」アプリを起動
・下部メニューの「オートメーション」をタップ
・右上の「+」→「個人用オートメーションを作成」
・トリガー(起動条件)を選択する画面へ

たとえば、「バッテリー残量が〇〇%になったら」や「時間帯が◯時になったら」など、さまざまな条件が選べます。設定は直感的に進められるので、初心者でも安心です。

「オートメーション」から自動設定を作成する手順

ここでは、バッテリー残量をきっかけに低電力モードを自動オンにする手順を紹介します。
手順を一つずつ進めれば、すぐに設定完了です。

  1. 「バッテリー残量」を選ぶ
  2. 「◯%以下になったとき」を選択(例:30%)
  3. 「次へ」をタップ
  4. 「アクションを追加」をタップ
  5. 検索バーに「低電力」と入力
  6. 「低電力モードを設定」を選ぶ
  7. 「オンにする」を確認し、「次へ」→「完了」

この設定をしておけば、バッテリーが30%を下回ると自動的に低電力モードがオンになります。
ただし、「実行前に確認」のチェックが入っていると通知で承認が必要になります。

完全自動にしたい場合は、チェックを外しておくのを忘れずに。

バッテリー残量を条件に設定する具体例

日常生活で使えるバッテリー残量トリガーの一例を紹介します。
用途に合わせて自分好みにカスタマイズしてみましょう。

・30%以下でオン/80%以上でオフ(自動解除)
・20%以下で通知→オンに切り替え(半自動)
・50%以上でも、特定の時間帯だけ自動オン

たとえば、「夜帰宅前でバッテリーが30%を切ったら自動オン」などの設定にすれば、電池切れの不安から解放されます。オフの条件も追加すれば、充電時に自動で通常モードに戻すことも可能です。

ショートカットの活用で、低電力モードを完全自動化できます

こんな時に便利!iPhone低電力モードの自動化活用シーン

低電力モードの自動化は、さまざまな生活シーンで活用できます
自分のライフスタイルに合わせて設定することで、より効率的なバッテリー管理が可能になります。

・バッテリーが20%を切ったら自動オン
・外出中や通勤中など特定の時間帯で自動オン
・自宅ではオフ、外出先ではオンにする設定方法

以下のようなケースで特に便利です。

バッテリーが20%を切ったら自動オン

もっともよく使われるパターンが、残量が少なくなったら自動オンにする方法です。
Apple純正では20%で通知が出るだけですが、ショートカットなら自動で切り替えられます。

・「20%以下でオン」を設定すれば電池切れの不安が減る
・通知を見逃しても自動で切り替わるので安心
・充電し忘れたときにも対応できる
・シンプルで汎用性の高い設定

たとえば、外出先で電源が使えない場面でも、20%以下で自動的に節電状態に切り替われば安心です。
朝の通勤や長時間の移動中に重宝します。

外出中や通勤中など特定の時間帯で自動オン

「時間帯」をトリガーにすれば、日常のルーティンに合わせた自動化が可能です。
毎日同じ時間帯に節電モードへ切り替えることで、手間も減ります。

・毎朝8時に自動でオン(通勤中の節電)
・毎晩23時に自動でオン(就寝前の準備)
・昼休み中はオフにして通知確認も可能
・曜日ごとの設定も可能

たとえば、朝の通勤時間にあたる8:00にオンにすれば、カバンの中でもバッテリーが長持ちします。
さらに、帰宅時間には自動でオフにする設定も追加可能です。

自宅ではオフ、外出先ではオンにする設定方法

「場所(位置情報)」をトリガーにすれば、自宅か外出先かでモードを切り替えることもできます。
これはバッテリー節約と使いやすさを両立させるうえで非常に有効です。

・自宅のWi-Fi圏内で自動オフ
・外出先の位置情報で自動オン
・特定の施設(駅・職場など)到着時も設定可能
・地図で正確に位置を指定できる

たとえば、「自宅を出たらオン」「自宅に戻ったらオフ」という設定にすれば、自分で何もしなくても節電が自動化されます。このような地理的条件との組み合わせは、より実用的な省電力対策になります。

生活スタイルにあわせた自動化で、バッテリー管理をもっとスマートに

iPhoneの低電力モードが自動でオンにならない?よくあるミスと対策

「設定したのに低電力モードが自動でオンにならない…」そんな声もよく聞きます。
実は、設定ミスや見落としやすい項目が原因で動作していないケースが多いです。

・オートメーションが動作しない原因はここ
・許可設定・通知設定を見直そう
・手動確認用の通知をつけて安心運用

正しく設定して、確実に機能するように対策しましょう。

オートメーションが動作しない原因はここ

自動化がうまく動作しないときは、次のようなミスが原因になっていることが多いです。

・「実行の前に確認」がオンのまま
・アクションの選択が正しくない
・トリガー(条件)が重複・競合している
・低電力モードの設定を「オンにする」にしていない

たとえば、「確認を求める」がオンだと、通知が出ても承認しない限り動作しません
完全自動で使いたいなら、確認チェックをオフにしておきましょう。

許可設定・通知設定を見直そう

ショートカットアプリの動作には、システムレベルの権限や通知設定も影響します。
正しく動かすためには、事前に以下を確認してください。

・「設定」→「ショートカット」→「信頼されていないショートカットを許可」をオン
・通知が届かない場合、「通知の許可」がオフになっていないか確認
・アプリがバックグラウンドで止まっていないかもチェック

たとえば、iPhoneを再起動したあとにショートカットが効かない場合は、通知と権限の再確認が必要です。地味ですが見落としがちなポイントです。

手動確認用の通知をつけて安心運用

どうしても不安な人は、「通知を出す」というアクションを組み合わせておくと安心です。
動作したことがわかるように、手動確認の手段を加えておくのもおすすめです。

・オートメーションの最後に「通知を表示」を追加
・「低電力モードをオンにしました」などのメッセージを設定
・通知が出れば、アクションが正しく動いた証拠になる
・トラブル発見のきっかけにもなる

たとえば、「20%以下でオン」→「通知で知らせる」などの設定にしておけば、自動で切り替わったタイミングが明確になります。通知が来なかった場合は設定を見直すきっかけにもなります。

ちょっとした見直しで、自動化の信頼性はぐんと高まります

より効率よくiPhoneの低電力モードを使うための小技と応用設定

低電力モードの自動化は、少しの工夫でさらに便利になります
ここでは、上級者向けの応用テクニックや組み合わせの例を紹介します。

・オートメーションとショートカットの組み合わせ技
・他の省電力アプリと連携する方法
・知っておきたいiOSアップデート時の挙動変化

日々の使い勝手をワンランクアップさせましょう。

オートメーションとショートカットの組み合わせ技

オートメーションだけではできない操作も、ショートカットのアクションを組み合わせることで実現可能です。たとえば、Wi-FiやBluetoothのオン/オフも同時に設定できます。

・「バッテリー残量30%以下」で低電力モード+Wi-Fiオフ
・「80%以上」で低電力モードオフ+画面輝度アップ
・自宅到着時に低電力モード解除+通知表示
・複数のアクションを1つにまとめた連携動作が可能

たとえば、「外出時はWi-Fiを切って低電力モードオン」という動きにすれば、不要な通信も同時にカットできます。一括制御でより効率よくバッテリーを守れます。

他の省電力アプリと連携する方法

App Storeには、バッテリーや電力管理に特化したサードパーティ製アプリも多数あります。
これらと組み合わせれば、より高度な管理も可能になります。

・「Battery Life」「Power Clean」などの診断系アプリ
・バッテリー温度や劣化度をリアルタイムで把握可能
・節電モードの提案を自動でしてくれるアプリも
・通知やウィジェットとの連携でより直感的に操作

たとえば、「Battery Life」で温度が高いときだけ低電力モードに切り替えるという運用もできます。
純正機能では足りない部分を、補完的に活用すると便利です。

知っておきたいiOSアップデート時の挙動変化

iOSのアップデートによっては、オートメーションやショートカットの挙動が変更されることもあります
設定が突然動かなくなることを防ぐためにも、事前に確認しておきましょう。

・iOS更新で「確認を求める」が強制オンになることがある
・動作が不安定になる場合は再設定が必要
・一部アクションが非推奨になるケースもあり
・アップデート後はテスト実行で動作確認を推奨

たとえば、iOS16から17へアップデートした直後に自動化が反応しなくなったという報告もあります。
その場合は、一度オートメーションを削除して再登録すると改善することが多いです。

小さな工夫と知識で、低電力モードの自動化はもっと便利になります

iPhone低電力モードの自動化に関してよくある質問

低電力モードの自動化に関しては、設定後の不具合や疑問が多く寄せられます
ここでは、よくある質問に対して具体的な解決策を紹介します。

・バッテリー残量による自動化は本当に安全?
・毎回手動承認が必要?自動化を完全にするコツ
・iOSのバージョンによって設定方法は変わる?

不安を解消しながら、安心して使えるようにしましょう。

Q1. バッテリー残量による自動化は本当に安全?

はい、安全です。ショートカットアプリで設定した低電力モードの自動化は、Apple公式の機能の範囲内で動作します。

・システムを壊したりデータが消えたりすることはない
・電力消費を抑えるので、むしろ本体にやさしい
・iOS標準機能を利用しているのでセキュリティ面も安心

たとえば、「30%で自動オン」という設定でも、iPhone本体の動作に影響を与えることはありません
心配せずに活用して問題ない仕様です。

Q2. 毎回手動承認が必要?自動化を完全にするコツ

「確認を求める」がオンになっていると、毎回ポップアップが出て承認が必要になります。
これをオフにすれば、完全自動化が可能です。

・オートメーション作成時の最後に「実行前に尋ねる」をオフ
・確認ダイアログが出なくなり、バックグラウンドで実行
・iOSによっては一部アクションに制限がかかる場合あり

たとえば、位置情報系の自動化は確認が必要になる仕様が残っていることがあります。
そうした場合は、手動確認通知を活用する運用が現実的です。

Q3. iOSのバージョンによって設定方法は変わる?

基本的な手順は変わりませんが、細かい挙動や許可設定の仕様が変わることがあります

・iOS16以降では確認のオン/オフがより厳密に動作
・アップデート後に自動化が無効になることもある
・一部アクションが非推奨や削除される可能性あり

たとえば、iOSアップデート後に「実行されなくなった」と感じたら、オートメーションを一度削除して再作成するのがおすすめです。

設定は簡単にやり直せるので、手間よりも安定性を優先しましょう。
困ったときほど、基本設定とiOSの確認が効果的です

まとめ iPhone低電力モードを自動でオンにする方法と設定手順

低電力モードを毎回手動で切り替えるのが面倒…そんなあなたに向けて、
この記事では、ショートカットアプリとオートメーション機能を使った自動化の方法を詳しく解説しました。

この記事のポイント!

・低電力モードはデフォルトでは自動化されない
・ショートカットアプリからオートメーション設定を作成する手順
・バッテリー残量や時間帯など、条件別の自動オン設定例
・自動化が動作しないときの原因と対処法も紹介

バッテリー残量が減ったときや外出時など、シーンに応じた自動切り替え設定の手順も具体例で紹介。
設定ミスを防ぐためのチェックポイントや、iOSバージョン別の注意点も押さえています。

三浦

iPhoneの省エネをもっとスマートに。この記事を参考に、自動化設定を今すぐ試してみましょう!

最後までお読みいただきありがとうございます。