
Gracenoteはサービス終了していません。
ただし、一部のカーナビやオーディオ機器ではCD情報の自動取得(CDDB更新)が停止しており、それが「サービス終了」の噂につながっています。
本記事では、どのメーカーでGracenoteのサポートが終了したのか?、なぜそうなったのか? そしてGracenote本体の現状と代替手段について詳しく解説します。
この記事でわかること
- Gracenoteが使えない理由と「サービス終了」の真相
- 各メーカーのサポート終了状況(SUBARU・パナソニック等)
- CD情報が取得できない場合の対処法と代替サービス
目次
【結論】Gracenoteのサービス自体は終了していない
SUBARU・パナソニック・三菱など、一部メーカーでサポート終了
- 一部の自動車メーカー・家電メーカーで、CDDB更新機能の提供が終了。
- 特に車載カーナビでは「Gracenoteデータベース更新終了」と明記されるケースも。
- 更新停止により、新しいCDを認識できない機器が増加している。
Gracenote本体は継続提供中(法人向けB2Bサービス中心)
- Gracenote社は現在も稼働中で、Apple Music・Spotifyなどにメタデータを提供。
- 一般消費者向け更新機能は縮小したが、法人向け分野でビジネスを継続している。
Gracenoteとは?どんな仕組みのサービスだったのか
音楽CDのタイトル・アーティスト情報を自動取得するデータベース
- CDを挿入すると自動でアルバム名・アーティスト名・曲名を取得する仕組み。
- これらの情報はGracenoteのCDDB(Compact Disc Database)から取得される。
カーナビやオーディオ機器に組み込まれ、多くの機種に採用
- 特に車載カーナビやHDDオーディオプレーヤーで採用実績が多い。
- 2000年代から2010年代にかけて、国内外の主要メーカーが採用。
- インターネット経由またはSDカード経由で定期的に更新されていた。
各メーカーごとのGracenoteサービス終了・更新停止状況
- SUBARU:2022年末にCDDB更新サービス提供終了。以降は更新不可。
- パナソニック:一部モデルで更新機能が停止。公式サイトで終了を告知。
- 三菱電機・デンソーテン:旧モデルのサポートを順次終了。更新不可に。
- 他メーカー:CD機能を搭載する車載ナビの減少により、更新提供を段階的に停止中。
メーカー公式ページにて最新の対応状況を確認することが推奨されます。
なぜCDDB更新サービスは終了したのか?
インターネット接続依存による継続コストの問題
- CDDBデータの更新にはサーバー維持費と通信インフラが必要。
- 古い車載機器ではセキュリティ・接続仕様の更新が難しくなった。
クラウド型サービスやストリーミングへの移行
- Spotify・Apple Musicなど、クラウド上の音楽認識サービスに移行が進む。
- オフラインCD再生需要が減少し、クラウド型へ移行する流れに。
CD利用者の減少による需要低下
- 物理CDを利用するユーザーが激減。
- メーカー側が更新サービスを維持するメリットが減少。
Gracenoteサービス終了(更新停止)後の影響とは?
- 新しいCDを再生しても、曲名・アルバム名が表示されない。
- 「トラック01」「トラック02」と表示され、手動入力が必要になる。
- 音楽データベースの更新が行われないため、利便性が大幅に低下。
- カーナビや車載オーディオでの快適な音楽再生体験が減少。
代替手段はある?Gracenoteが使えない時の対応方法
PCでのリッピング時にフリーCDDBを活用
- MusicBrainzやfreedb(派生版)を利用することで曲情報を自動取得可能。
- iTunesやExact Audio Copyなどが対応している。
手動で情報を編集・保存する方法
- カーナビ内の「タイトル編集」機能を使って入力・保存。
- 一度保存すれば次回再生時も表示される機種が多い。
スマホアプリで音楽認識→同期する方法も一部可能
- ShazamやSoundHoundなどで曲情報を確認し、手動登録する方法も。
- ただし、車載機との自動連携は非対応のケースが多い。
Gracenote本体はまだ動いている?今後の展開について
法人向け音楽認識・データ提供事業として継続中
- Gracenoteは現在、米国・ヨーロッパを中心にB2Bサービスを展開。
- 音楽ストリーミング・映像メタデータ提供などに注力。
自動車向け以外にもスマートTV・音楽配信分野で展開あり
- カーナビだけでなく、TV番組表・動画タグ付けにも応用されている。
- AppleやSpotifyなど大手プラットフォームにも採用実績あり。
個人向けサービス再開の予定は現在のところなし
- CDDBの個別更新など、一般ユーザー向け機能は終了のまま。
- 今後は法人サービスとして進化が続くと見られる。
まとめ:Gracenoteの「サービス終了」報道の真偽
- 終了したのは「一部の機器向けCDDB更新サポート」のみ。
- Gracenote社自体は音楽・映像メタデータ分野で事業を継続中。
- 新しいCD情報を取得したい場合は、代替データベースの利用がおすすめ。
- メーカー別サポート情報を定期的に確認しておくと安心です。
最後までお読みいただきありがとうございます。