ETCマイレージは全国一律の終了ではなく、一部の道路事業者でポイント付与の終了・縮小が進行しています。
利用者が今やるべき最優先は、自分の利用路線の状況を確認し、保有ポイントを期限前に還元額へ交換することです。これだけで、思わぬポイント失効や実質的な値上げ感を避けられます。
各社の料金体系見直しや割引制度の再編、運営コストの最適化が同時並行で進み、ポイント施策が「継続」「付与終了(還元のみ継続)」「全面終了」などに分岐しているためです。
つまり、ニュースで「終了」と見聞きしても、どの路線の何が終了なのか(付与のみ/還元も含む/全体)を切り分けて確認する必要があります。
本記事でわかること:
- どの高速道路会社で終了・縮小が起きているか、対象一覧と継続エリア
- 終了の背景(制度改定・時代の流れ)と、利用者への具体的な影響
- ポイント残高の確認方法、有効期限・交換単位・自動還元の活用術
- 代替サービスやETCカード特典・他社ポイントの損しない選び方
- 失効対策・問い合わせ先など、よくある疑問にQ&Aで回答
まずは「終了=すべて使えない」ではない点を正しく理解し、いま手元のポイントを守る行動から始めましょう。次章では、終了対象の道路事業者と継続エリアを最短で見分けるコツを解説します。
ETCマイレージは一部道路事業者でサービス終了へ

ETCマイレージは「全国一律で終了」ではなく、一部の道路事業者でポイント付与が順次終了しています。なぜなら、各社の料金制度見直しや運営方針の違いにより、ポイント施策の継続可否が個別判断になっているからです。
代表例として、阪神高速はすでに終了、名古屋高速は付与終了、神戸市道路公社は2025年3月で付与終了となりました。
一方、NEXCO各社や本四高速、地方道路公社の多くでは継続中です。まずは「自分がよく使う路線」がどの区分かを確認しましょう。
サービス終了の対象となる高速道路会社一覧
終了・縮小は「会社ごと」に異なります。主な事例は以下のとおりです。
・阪神高速道路(大阪・兵庫):ポイント付与は過去に終了、還元額の利用も2021/3/31で終了。
・名古屋高速道路公社:ポイント付与は2021/4/30走行分で終了。還元額は引き続き対象路線で利用可。
・神戸市道路公社:ポイント付与は2025/3/31走行分で終了。還元額は引き続き利用可。
(補足)首都高速道路はもともとETCマイレージ不参加のため、ポイント対象外です。
まだ継続して利用できるエリアもある
NEXCO東・中・西/本州四国連絡高速/宮城県道路公社/愛知道路コンセッション/広島高速道路公社/福岡北九州高速道路公社などは引き続き対象です。
各社がポイント制度を維持しており、自動還元サービス等の仕組みも継続しているためです。
公式の「対象道路一覧」や交換単位のページをブックマークしておくと、最新の適用状況を確認できます。
ETCマイレージサービス終了の背景

終了の主因は料金体系の見直し・運営コスト最適化・割引制度の再編です。
距離制導入や割引全体の整理が同時に進み、ポイントに頼らない価格設計へ移行するケースが出ているからです。
名古屋高速は「対距離制」導入で付与終了、神戸市道路公社は付与終了を公表(還元額は継続)、NEXCO系は別施策の見直しや加点キャンペーンを併用しています。
サービス終了の主な理由と利用者への影響
「今後も走れるが、ポイントは貯まらない」が典型的な影響です。
料金徴収自体はETCで継続しつつ、ポイント原資の配分や施策の優先順位を変更しているためです。
名古屋高速は付与終了後も還元額の利用は可能、神戸市道路公社も同様に還元額の共通利用は継続と明記しています。結果として、走行実績をポイントで貯めたい人は、対象路線(NEXCO等)へ比重を寄せる運用が有効です。
公式は「付与終了日時」「還元額の取り扱い」を明確化しています。
・名古屋高速:2021/4/30走行分で付与終了。還元額は対象路線で継続利用可。
・神戸市道路公社:2025/3/31走行分で付与終了。還元額は引き続き利用可。
・阪神高速:2021/3/31で還元額利用も終了。
複数社の発表を横断して読むと、「付与の終了」≠「マイレージ全体の終了」である点が分かります。
なぜ今終了なのか?制度変更と時代の流れ
近年は割引・ポイントの最適化が進行中です。
理由は、交通分散や安全性向上を目的とした割引見直し(深夜割引の適用方法変更・上限導入検討)や、休日割引の適用除外日設定とポイント付与の組み合わせなど、「行動誘導×財源配分」の再設計が進んでいるためです。
制度全体が動いている今は、路線ごとの最新告知を定期確認するのが賢明です。
ETCマイレージのポイント活用法

ポイントは失効前に「還元額(無料通行分)」へ交換するのが最適です。
なぜなら、ETCマイレージは他社ポイントへの等価交換ではなく、通行料金に充当する設計だからです。
自動還元サービスの設定や、交換単位(例:NEXCO系は5,000pt→5,000円等)を把握しておけば、取りこぼしを防げます。
ポイントの確認方法と有効期限のチェック
公式マイページで残高と期限を確認しましょう。
ポイントは「翌月20日ごろ付与」「年度末ベースの有効期限」などルールがあり、付与終了路線のポイントでも他路線の料金に充当できる場合があるからです。
手順は、
手順①公式サイトにログイン
手順②保有ポイントと有効期限を確認
手順③必要に応じて自動還元を設定、です。
交換先は還元額(無料通行分)のみです。理由は、ETCマイレージは「通行料金に充当する」前提で設計されているためです。代表的な交換単位は以下。
・NEXCO東/中/西・宮城県道路公社:1,000→500円/3,000→2,500円/5,000→5,000円
・本州四国連絡高速道路:同上が基本
・愛知・広島・福岡北九州など:1,000→1,000円(公社ごとに異なる)
・神戸市道路公社:1,000→500円(※付与は2025/3/31で終了)
不足分は自動還元の到達前に失効する恐れがあるため、計画的に走行・交換しましょう。
おすすめの活用方法と利用時の注意点
「自動還元+対象路線へ走行集約」が鉄板です。理由は、交換単位に到達しやすく失効リスクを抑えられるからです。注意点は、
・ポイントは事業者ごとに貯まり合算不可(NEXCOと宮城県道路公社のみ合算可)
・交換後の還元額は原則共通利用可(路線横断で充当可能)
・付与終了済み路線のポイントは早めに交換
この3点を守れば、無駄なく使い切れます。
ETCカードの代替サービスの検討と選択肢

マイレージ縮小・終了路線を多用する人は、「ETCカード側の特典」や「他の割引制度」を組み合わせて総合的に最適化しましょう。
なぜなら、深夜割引・周遊パス・追加付与キャンペーン等が併用でき、実質負担を抑えられるためです。
新しいETC関連サービスの選び方
走行時間帯・頻度・対象路線で選びます。
深夜割引見直しや周遊パスの条件により、節約効果が人によって異なるからです。
手順①自分の走行プロファイルを把握
手順②対象割引(深夜・平日朝夕・周遊)を洗い出し
手順③割引適用後の実質単価を比較、が効率的です。
ETCクレジットカード特典との違い
マイレージは通行料金で使う還元、クレカ特典は請求側の還元です。マイレージは「還元額(無料通行分)」で直接充当するのに対し、クレジットカードのポイント/キャッシュバックは「支払い後に戻る」仕組みだからです。両輪で使うと取りこぼしが減り、現金同等の効果が高まります。
他社ポイントプログラムを比較して選ぶ
自分の決済額×還元率でシミュレーションし、年間の実入りが最大になるカードを選びます。
マイレージ付与が縮小しても、カード側のポイントで差を埋められるからです。
各社の自動還元・手動交換のルールや、交通系キャンペーンの上乗せも確認しましょう。
ETCマイレージサービス終了に関するQ&A
困ったら公式「ETCマイレージサービス事務局」と各道路会社の告知を一次情報として確認しましょう。窓口・FAQが最短ルートです。
終了後の問い合わせ先はどこ?
まずはETCマイレージサービス事務局(公式サイトの「お問い合わせ」)へ。
各社固有の終了条件(付与終了日・還元額の扱い)については、該当道路会社の告知ページも参照します。
名古屋高速や神戸市道路公社は詳細なFAQを公開しています。
ポイントが失効する場合の対応策は?
早期に還元額へ交換し、対象路線の走行で消化します。理由は、交換単位に満たないまま期限を迎えると失効するためです。自動還元を設定し、残高通知やはがきの案内を見たら即交換が安全です。
今後のETC利用に関するよくある疑問
付与終了=ETC利用不可ではありません。
ETC決済は継続し、割引制度(深夜・周遊等)は別枠で運用されるためです。
制度見直しの動きがあるため、走行前に最新の割引条件や除外日を確認しましょう。
【まとめ】ETCマイレージサービス終了!賢くポイントを使い切る方法
ポイント制度は「路線ごとに存続状況が違う」のが現実です。だからこそ、
(1)対象路線の最新告知を確認
(2)自動還元を設定
(3)交換期限前に使い切るの3手順で損失をゼロにしましょう。

名古屋・神戸・阪神のケースを踏まえつつ、NEXCOや本四など継続エリアを活用すれば、これからもお得に走れます。
最後までお読みいただきありがとうございます。